「最近、K6Aのエンジンオーバーホールと、純正タービン置き換えの新品タービンの依頼が激増しています」
福岡県久留米市のJAWS山本自動車さん。
「タービン、エンジン、インジェクターが,年式的にくたびれる頃ですモンね」
「改装中ですが、エンジンオーバーホールの専用部屋を用意しました。エンジンはリビルト品に不安を持つ方も多いですし、何より自分が長年愛用してきたエンジンに愛着と信頼もあるでしょうから。」
「エンジンOHは大変です。でも、お客さんが安心して、長く愛車を愉しんでもらうことが、結局僕達の仕事につながりますし、喜んでもらうことが何より。(メカの弟にとっては)手間と時間がかかって大変ですが、全力で対応できるようにしています」
「ASNU TOKYOさん、良い仕事してます!スズキスポーツのインジェクターが、新品同様になって帰ってきました。仕事がとても丁寧。洗浄するだけでなく、フィルターなど、内部部品まで交換されているのを見てびっくりしました。」
そうなんです、ASNU TOKYOさんの作業場には、こんな引き出しがたくさんあって、ショートパーツが常にメガ盛。
「同封のテスト結果レポート見ると、非常に細やかな点検テストを実施されていることもあり、凄く安心!」
ええ、”ド” がつく真面目、ヘンタイ、仕事好きなんです。商売度外視、利益度外視でやっちゃうヒト。まかせて安心。
せっかくお金をかけてエンジンオーバーホールしても、もし、インジェクターに問題があったら、最悪の場合、エンジン不調やブローに繋がることもあります。山本さんがインジェクター洗浄を推奨しているのはそういう理由があるから。どんなプロが見ても、外見だけでは不具合は分かりません。ASNUさんのテストは必要不可欠。
以前から大人気、軽自動車用のJAWSタービン。
一番大きな特徴は、新品タービンであること!乗用車系だとHKSなどのタービンがありますが、軽自動車用は中古リビルトベースが多いのです。その場合、製品クオリティにばらつきがでてしまいますし、下取り必須の場合は、やりとりが面倒臭いことも多い。
「最近は、パワーアップの大きなタービンに並んで人気なのは、純正置き換えタイプです。購入した車両、また乗り続けている車両のタービンの寿命が近づいたとき、気軽に交換できるのが魅力だからでしょうね」
JB23やカプチーノなど、純正タービンで乗っていて、寿命が来たときに、新品純正を買うのはなんとなくイヤ。コンピューターはノーマルのままで、ほんのちょっぴり、パワー ”チョイアゲ” タービンが欲しいな、ってヒトにはピッタリ。
それにしても、相変わらず忙しいですねえ。
「おかげさまで。引っ越しもまだ途中ですし」
そうなんです、去年に引っ越しして、新生JAWS山本がスタートしたものの、あまりにも巨大な工場3棟に移ったので、工事が終わっていないんです。
中央にメインの事務所と作業場。左右の倉庫は車両預かりと商品在庫置き場。
事務所、ほぼ完成したんです。オシャレなバーみたいです。
入り口の取っ手は、タイのシンハービール。JAWS山本さん、3UP三上さん、ワタシは、タイランドビールの会、会員。
アパレルショップみたいなディスプレイ。
人気商品、タービンも陳列されています。
突き当たり一番奥は、立ち入り禁止区域。作業場です。
手前にも作業待ちのクルマ。ラパン、ジムニー、そして32GTR。
JAWS山本、といえば軽自動車、中でもスズキアルトワークスでのドリフトイメージが強いですが、昔はシルビア、スカイラインなどのドリフトショップだったんです。だから今でも、地元のユーザーが持ち込む乗用車も多い。
JB64ドリフトジムニーの共同開発、すすめなきゃね。当社はサーキット用車高調の開発が担当。
シルビア、スカイラインのドリフト車両、レース車両を作っていた技術、知識、ノウハウを、軽自動車に惜しげなく突っ込むJAWS山本さんだからこそのクルマ作り。ココに来ると、「クルマは楽しい」というワクワク感が溢れてきます。どんなお願いにも応えてくれそうな山本さんの雰囲気がそうさせるのでしょう。
入り口には先月、タイランドで購入したOPEN看板が輝いています!
営業マンとして、1~2ヶ月に一回、必ず訪問して顔を合わせています。これって実は凄いことで、ワタシの知人、友人、親族よりも確実にあっている回数が多い(笑)。
山本さんの担当になって5年弱ですが、50回以上あっているし、食事もしているし、時には海外にも一緒にでている。電話なら、ほぼ毎日話すことがありますので、ヘタな夫婦より会話が多い(爆笑)
今日も夕食に連れて行ってもらいました。テレビでも紹介されたハンバーグ屋さん「ミスタージョージ」
このお店は、平日ランチだと、注文してから10秒で料理が出てくるというお店!
いつも迷っちゃいます。
今日はコレ!
激ウマ。
ご飯を食べながら、くだらな~い話や仕事の話をします。
シルクロードの営業マンになってからずっと疑問でした。通販からモノを買える時代、SNSのメッセージ一つで商品が届く時代に、なぜアナログな営業訪問を続けるのだろうと。
ネットで済ませれば、クルマ、ガソリン、宿泊代もいらなくなるし、何より営業マンだってこんな時代に手渡しでモノなんて早々売れない、と思っていました。
営業マンになって約12年。最近になってわかりました。人とヒトが直接会うことでしか生まれない関係があり、重要だということを。
シルクロードは創業時から45年間、ずっと日本全国を営業活動を絶やさず続けてきています。その蓄積から生まれたネットワークや人間関係がとてつも無い財産であり、商品開発の源泉であることです。
レースの現場、お客様と直接触れ合うショップ様に行かなければ、気づけないこと、出会えないチャンスは山ほどあります。そんなシルクロードの歴代営業マンの積み重ねを見ると、改めて気合がはいります。
さ~て、今回の九州出張はコレにて終了。関西に戻り、月末は当社の本決算。8月1日は会社はお休みです。
こえーよー、決算… やっぱ営業降りたい…(苦笑)